後悔しないためにも知っておこう!豊胸手術のメリットとデメリット

豊胸手術は理想的なバストになれる可能性が高いと言われている方法です。ただし、効果が期待できる反面、デメリットもあります。バストを大きくしたい、美しい形のバストを手に入れたい、といった希望を叶えられるのはメリットですが、デメリットも把握しておかないと後悔することもあります。

豊胸手術には種類があります。それぞれについてのメリットとデメリットをお伝えしましょう。

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副作用のリスクが少ないと言われるヒアルロン酸注入

豊胸手術というとメスを使うもの、という印象があるかもしれませんが、豊胸手術の中にはメスを使わずにバストサイズや形を変える方法があります。それがヒアルロン酸注入です。ヒアルロン酸はエステサロンなどで美肌効果を期待する成分と認識している人も多いでしょう。

豊胸手術に使用するヒアルロン酸は分子が大きく、体内に吸収されにくいのが特徴です。このヒアルロン酸を注入することで、サイズや形を変えるのがヒアルロン酸注入です。ヒアルロン酸は注射を使うだけなので、注射痕しか残りません。

豊胸手術の中でも手軽にできる方法と言えるでしょう。左右のバストのバランスを整えることも可能です。シリコンバッグが破損するなどのトラブルもありません。他の豊胸手術と比較すると副作用が出にくいという点もメリットでしょう。

費用も他の手術と比べると安い場合が多いです。ただし、サイズアップをするには限界があり、時間の経過とともに元のサイズや形に戻ってしまいます。個人差はありますが2年程度で戻ってしまうことが多いようです。また、ヒアルロン酸はもともと体に存在する成分なので注入してもアレルギー反応などの副作用がほとんどないと言われています。

しかし、稀に注入したヒアルロン酸を異物だと体が認識してしまうことがあります。その場合、ヒアルロン酸の周りにコラーゲン線維ができカプセル化することで、しこりになってしまうケースがあります。さらに、手術中に細菌などが入ったりすると炎症を起こしたりするリスクもあります。

切開が必要なシリコンバッグ挿入

脇の下を切開しシリコンバッグをバストに挿入する方法です。シリコンバッグの形は主に2種類で、アナトミカル型(しずく型)とラウンド型(おわん型)があります。希望のサイズを選ぶことができ、大幅にバストサイズを変えることが可能です。

硬くて触り心地がよくないとされていましたが、素材も進歩し柔らかくて触り心地のよいシリコンも増えています。ただし、挿入する際にはワキの下を切開しなければなりません。傷跡が残る可能性が高いでしょう。術後の痛みがあることも多いです。

シリコンバッグの破損やカプセル拘縮などの副作用のリスクがあります。効果は約10年程度で取り換える必要があります。シリコンバッグの質により費用は異なり、費用は30万円程度でできることもあれば、100万円以上することもあります。

自分の脂肪を吸引し注入する脂肪注入

バージスラインに沿って2~3ミリの穴を開けそこから脂肪を注入する方法です。使用する脂肪は自分の体の脂肪です。ヒップやウエスト、太ももなど脂肪の多い部分から脂肪を取るのでその部分が細くなるというメリットもあります。

自分の脂肪なので異物反応などのトラブルも起こりにくいとされています。触り心地も柔らかく、豊胸手術をしたことがバレにくいという点もメリットでしょう。ただし、脂肪から不純物が十分に排除されていなかったり、脂肪の注入の仕方によってはしこりになったり、脂肪の定着率が悪く理想通りのバストにならなかったりすることがあります。

施術者の技術が必要とされるため、施術者の実績や経験をしっかり確認することが重要になります。また体型によって脂肪採取が難しいとできない場合もあります。脂肪の定着率をアップするコンデンスリッチ豊胸という方法であれば、脂肪が定着しやすいと言われています。

採取した脂肪から不純物をしっかり取り除くことができるからです。

豊胸手術そのもののメリットとデメリット

そもそも豊胸手術をすることでどのようなメリットがあるでしょうか?バストサイズがアップし女性らしくなれるという点は大きなメリットでしょう。貧乳だと恰好がつかない服装もあります。バストの形をカッコよくしたり、左右のバストサイズや形を整えたりすることも可能です。

デメリットとしては、手術方法によって傷跡が残ったり、手術後の痛みがあったりすることや手術が成功するとは限らないことです。豊胸手術を扱っているクリニックや病院は数多くあり、施術者の技術や知識もさまざまです。

信頼できるところで行わないと、手術の効果がすぐになくなってしまったり、しこりができたりすることもあります。そうならないためにも、豊胸手術をするクリニックや病院の選択は重要です。

デメリットをできるだけ少なく!クリニックの選び方

さまざまあるクリニックや病院の中で、できるだけデメリットを少なく、安全で理想のバストにしてくれるところを選ぶ際のポイントをお伝えします。一つは施術内容です。自分の希望する手術をしてくれるところを選ぶことが必要です。

すべてのクリニックや病院が、希望の手術をしているとは限りません。また素材や手術方法もクリニックによって差があります。どういった方法で、どのような素材を使った手術をしてくれるのかをきちんと確認するようにしましょう。

また、どういった手術がよいのか分からない場合は、さまざまな手術方法を提供しているところで相談してみることをお勧めします。手術のリスクやデメリットをきちんと話してくれるところを選ぶことも大切です。メリットばかり話すクリニックは注意した方がよいでしょう。

術後の経過や考えられる副作用、リスクなどについてもていねいに話をしてくれたうえで本当に豊胸手術をするのか、またどの手術方法を選ぶのか、を聞いてくれるクリニックを選ぶとよいでしょう。また、手術費用について明確に教えてくれるかどうかもチェックポイントです。

手術費用のほか検査費用や診察費などもかかります。トータルでどのくらいかかるのかを認識しておくことが必要です。さらに、万が一手術が失敗した場合の対応についても確認しておくことです。再手術をしてくれるのか、費用はどうなるのか、などについて確認をしておくようにしましょう。

インターネットやパンフレットの情報だけで決めるのではなく、実際にクリニックや病院に行って相談をしてみることをお勧めします。クリニックや病院の雰囲気、医師やスタッフの対応の仕方などを確認してから決めるとよいでしょう。

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